この太のお気に入りの1冊。（レビューとやらのテスト）

この太は寝る時に
必ず1冊〜2冊の絵本を
私かダーちん、どちらかが読んで
眠りにつく。

この時期の子どもは、別に絵本は次から次へと
違うものにする必要はないと思う。
童話、昔話を思い出せばわかるように
子どもの好きなお話は
”繰り返し”が多いものです。
子どもにとって
繰り返しは「安心」すると言われていると
絵本の講習会などで言っていました。

（例えば、桃太郎だと
　動物に会う→きびだんごをあげる→けらいになる
　というのの繰り返しだし、
　三匹のこぶたも、狼が来る→家を吹き飛ばす→次の家に逃げる
　という感じの繰り返し。）

なので、毎回（毎晩）違う本を
読んであげようなんて気負わなくても良いと思うし、
絵本だって、1冊1000円なんていう
高いものが多いので
そうそう、買う訳にも行かないだろうし
お気に入りの1冊が
あれば、充分！だと思う。
もちろん、図書館で借りてきたのでもオーケーです。

この「しろくまちゃんのほっとけーき」は
夜、寝る前に読んでいるのではなくて
日中、この太が絵本棚から
よく好んで選んで持ってくる絵本です。

2歳の誕生日あたりから
”おままごと”や私が食事の用意をしているのに
興味を持ち始めた頃からの
お気に入りです。

途中に
しろくまちゃんがボールに入れた材料を
まぜるのだけど、
ボールが安定しないので
「誰か押さえてて〜」
という文があるんだけど、
いつからか、
この太は絵の中のボールを手で
押さえる仕草を毎回するようになりました。

ほっとけーきが焼けて行く過程が
「ぽたあん」「どろどろ」「やけたかな」「まあだまだ」
「しゅっ」「ふくふく」・・・などと
擬音などで表現されていて、
この太も一緒に「まあだまだ」なんて
言ってます。

しろくまちゃんシリーズは
同じ背表紙の色なんだけど、
支援センターの絵本棚は同じシリーズが綺麗に
揃っているので
見分けづらいのに
この太はちゃんとこれを選んでくるんだよね。
おもしろい。
相当気に入ってるようだ。

先週、朝食にホットケーキを作ろうとした時
「この太も〜やる〜」
というので、
させてみることにしました。

ボールと泡だて器を渡して、
卵、牛乳、ホットケーキミックスを入れて
混ぜさせるだけだけど。（笑）
すごくテンション高く喜んでやってました。

さすがにホットプレートがないので
焼くのは私がやったけど、
やけるまで
「ぽたあん」「ふくふく」「まあだまだ」と
ずっと1人でしゃべってたわ。（笑）

出来あがった1枚のホットケーキを
この太の前に出してあげると
歓声「わーーーーーっ」だって。

いつもより一生懸命、そして
すごくいっぱい食べてて
「おいしいね」「おいしいね」って
何度も言ってました。

本当におもしろいくらいに影響受けて
素直に喜ぶ2歳児時代突入で
ホントにホントにおもしろいわー。

ただ、それからというもの
毎食時に「ホッケーキ（ホットケーキ）やる〜ぅ」
と言われる事なんて
計算外だったけど。（汗）