急がば回れ、急いでないなら絶対回れ。

義弟の妹が今週ハワイで
結婚式を挙げるそうなので、お祝いを届けに
行きました。

今日は午後からちょっと
ダーちんと2人でデートする予定で
母に懇願して「午後からこの太よろしく」
と言ってあった。

義弟の妹宅にはデート終了後、
夜に行く予定でまっすぐ実家へ向かっていた。

それが南へ（実家方面）進むにつれ猛吹雪。
視界は悪いし、道路は吹き溜まりで
対向車とすれ違うのもやっとだったり、
ちょっとでも速度をゆるめると
埋まってしまいそうなほど。

実家目指して走っていると
なぜか母の車とすれ違った。

？？？なんでだろ〜ぉなんでだろ〜ぉ？

見間違いかと思ったが、
あの直立姿勢で運転している姿に見覚え有り。

実家へ行くとやっぱりいなかった。
書置きには
「父がパチンコ出て出て出まくってるので
　用事で2時間抜けるので母が代わりに
　打つことにしたのーーー」
だって。

そんなーーーーーーー（涙）
なにも、今日、今じゃなくてもいいじゃん。
出たなら、換金して用事に行けよー（父）
前から約束してたのにーーーーーっ。

しかも、こんな悪路の中、来たのに
書置きじゃなくて携帯に電話してくれよ。
なんのためにお互い携帯持ってるんだか・・。

そんなわけで急に時間が空いてしまったので
先にお祝いを届けに行く事にした。

義弟実家へ行くと
義弟母も妹も留守だったので
出直すはめになって
「またかい・・今日はすべて”スカ”だね」
とダーちんと涙した。

しかたないので、
妹の勤め先に餞別を届けに行く事にした。
（義弟の妹の結婚式列席に妹たちもハワイへ行くので。
　彼女らは仕事の都合で新婚旅行へ行ってないので
　いわば、これが”新婚旅行”になる訳で）

やっと3人目にして会いたい人に会えた。
少し話をして、（妹は携帯ショップ勤務で暇だった）
また、義弟実家を目指した。

義弟実家へは畑をまたいで大きな道路2本と
畑の中道が2つある。
大きな道路1本を曲がりそびれ、
「中道あったよなー」ってダーちんが言った時に
1本目の中道を通過してしまった。
「次にもう1本ない？」
という私の発言でダーちんは”次”を曲がりました。

「やばいっ！！！」
という声が早いか、止まったのが早いか
車、ずっぽり埋まりました。
（雪国の方以外、臨場感ないと思います・汗）
前方にも埋まってトラックに牽引してもらってる車が
いたので通れても多分無理だったんでしょうが、
自力で埋まりました。

ウィーンウィーン・・・
と前後に車をゆすったり、反動をつけても無理。
私が外に出て押しましたが、
吹雪の中のうえ、タイヤからの巻き上げで
私、ずぶぬれです。（涙）

結局、ニッチモサッチモいかず、
前方の車も脱出できたようですが、
トラックにも見捨てられて置き去り。

デート予定だった我々だったのに、
車内は
「お前がこの道に行けと言った」だの
「アンタがそれを”無理”だと判断すべきじゃん」だの、
擦り付け合い最悪ムード。

結局、父に電話してSOS。
途中、何度も「どこよ？」と電話が入り、
このまま、畑の中で発見されず、
親子3人生き埋めになるんじゃないかとさえ
思いましたが
父の4WDが背後に見えた時には
後光が差していたように思えました。（大げさ）

さっくり牽引していただき、
父に
「こんな吹雪になんでこんな道に入ってるのよ？」
とお叱りも受け、
無事、義弟実家にたどり着いた時には
私の靴、靴下、ジーンズのすそはぬれており、
「あがって、お茶でも。。」
の言葉もむなしくご遠慮し、すごすごと
実家へまた戻りました。
（今度は比較的道路条件の良い国道経由で遠回りですが、急がば回れの精神で。情）

”2時間待て”の母の書置きどおり、
雪に埋まってほどよく時間をつぶした私たち。
ほぼ同時に母も帰宅しました。

結局デートは中止。
（夜はこの太がさびしがるから駄目と
　母に言われるからねっ・・ちっ・・・）
なにしに行ったんだか・・ヤレヤレ。