1年前を思い出した・・・
2002年12月17日悪友Mが第一子を15日に出産した。
同じ歳なので、
彼女もどっぷりと高齢出産に足を踏み入れての
1人目の子どもということもあり、
妊娠中から何度となく電話、来訪で
色々話をしたりしていた。
22日が予定日だったのだが、
とりあえず13日の日に
「どーだーい？」と電話した。
「子宮口は1?くらいは開いてるみたいだけどさー。
お腹痛いとかもないし、まだまだじゃない？」
と余裕だったので、
2人で最終チェック（笑）とばかりに
”夜中に陣痛来たらどの入り口から入るんだろう？”
”それは夜間用入り口だよ”
”昼間だったら、外来へ行くべき？”
”電話で指示されるってー”
などから、陣痛から分娩までの話を
とりあえず、一生懸命話す私。
それを「なるほどー」とかいいながら
質問を投げかけるM。
1時間くらい話しました。
切る時に
「とりあえずさー。Mは”まだ？”攻撃とか
わずらわしいタイプ？
それだったら、今後はこっちから電話しないよー」
と言うと
「ぜーんぜん。全然平気。」
という返答だったので
「わかった。じゃー、また予定日過ぎたらでも
電話入れてみるねー」
と電話を切った。
そうは言った後だったが、急遽
土曜日の早朝、Mの家の近くの理容院にダーちんが
行く事になったので、
小一時間ばかりM家で遊んで待ってようかなーと
電話をすると留守。
”こんな早くおかしいなー？！”とは
思ったけど、あの電話の様子じゃ
まさか生んでいるとは思いもよらなかったので
ま、いいっかと思った。
日曜の晩、
夜の8時過ぎ頃電話がなった。
声の主はM・・・。
「ちょっとー。アンタ、生んじゃったべさ」
「えー！？マジで？！おめでとー！！」
「それがさ、アンタの電話で挑発されたんだか
知らないけど、金曜の夜中に先に破水しちゃってさー」
「えー！？Mも破水からだったのー？！」
「うん・・・でさ、今朝生んだんだわ」
「そっか。良かった良かった。結構頑張れるもんでしょ？」
「・・・・それがさ。ここでは今話せない。
あとでゆっくり話すわ・・」
とMは今まで聞いた事のないようなひ弱な声で
電話を切った。
早速、昨日Mの病院を訪ねて赤ちゃんとご対面。
とっても可愛いー。
この太がすごく大きく見えるー。
1年前はこんなだったのかー。
と感慨深げに浸ってる私にMは、
「いやさ・・あんなに大変だとは思わなかったわ」
と小声で話しだした。
どうやら、大コンサートを繰り広げたらしい。
小声で話すのは同部屋の人が
Mの後に生んだみたいなんだけど、
Mのせいで相当恐怖感があったのではないかと
Mは肩身の狭い思いだかららしい。
Mは
「私もさ、潔さは天下一品だと自負してたさ。
少なくともこの太のようなノミの心臓が出来た
事、私に出来ない訳ないと思ったし、
婦人科の大手術も経験してるしさー。
はっきりいってタカくくってたんだよね。
舐めてかかってた。
ヒドイもんさ。
10時まではノホホーンと入院生活を送って
いたけど、その後結構キツイ陣痛が始まってから
”殺してくれ”とまで言ったね。
なんだか私にだけ特別な事が起きてるんじゃない
かって疑う気持ちも出て来て。
とにかく、ずっと叫んでた。
そしたら、ウルサイからなのか1人で”隔離”
されたみたいなの。
しかも、看護婦もいなくなっちゃって。
ノンストレスの機械着けてるから、動けないのに
1人にされて私どうしたと思う？
壁をガンガン叩いて”1人にするなー！！”って
言ったんだよ？
パニック通り越して発狂だよ。
最初立ち会うって言ってた旦那にも
看護婦に頼んで辞めてもらったの。
こんな姿見られたら私離婚されちゃうと思った。
マジでだって。
でも、残念ながら私の声は病棟中響いてたらしい。（涙）
朝8時に生んだんだけど、多分病棟中の人を
私は叩き起こしたらしいね・・・。
看護士さんに”私みたいなの今まで居たんでしょうか？”
って聞いたら”うーん・・”って少し考えて
”でも、出産は個人差があるからね！”って
気使って言ってくれたけど、即答出来ないって事
はきっと、5本の指には入りそうだよね・・
あーあ。アンタ、こんなにしんどいって
言ってくれなかったじゃん！？」
最後は八つ当たりされた。（笑）
でもたしかになー。
あの痛さはどんなに言葉で言い表そうとしても
難しいもんなー。
しかも、だんだん薄れていってるし。
私は1週間微弱な前駆陣痛が続いてたので
逆にそっちの方がしんどくて
途中で何度も正座して（？）ポロポロ涙を流しながら
ダーちんに
「もう死にたい。お腹の子どもだけなんとか
生かしてあげてほしい。」と
懇願したこともあったなー。
だから、逆に分娩台に上がった時は
やっと今までのつらさと寝不足から
解放されると思ったら、こんな痛みやイキミなんて
絶対、何時間で終わるんだろーと
開き直れたもんな。
看護士さんの言うように
出産は個人差の十人十色。
出産秘話はどのお母さんも”聞いて！！私なんかね！！”
みたいなのを持ってるもんだよね。
しかし、赤ちゃん可愛かったー。
もう1人欲しくなったかもしれん・・・むむ。
同じ歳なので、
彼女もどっぷりと高齢出産に足を踏み入れての
1人目の子どもということもあり、
妊娠中から何度となく電話、来訪で
色々話をしたりしていた。
22日が予定日だったのだが、
とりあえず13日の日に
「どーだーい？」と電話した。
「子宮口は1?くらいは開いてるみたいだけどさー。
お腹痛いとかもないし、まだまだじゃない？」
と余裕だったので、
2人で最終チェック（笑）とばかりに
”夜中に陣痛来たらどの入り口から入るんだろう？”
”それは夜間用入り口だよ”
”昼間だったら、外来へ行くべき？”
”電話で指示されるってー”
などから、陣痛から分娩までの話を
とりあえず、一生懸命話す私。
それを「なるほどー」とかいいながら
質問を投げかけるM。
1時間くらい話しました。
切る時に
「とりあえずさー。Mは”まだ？”攻撃とか
わずらわしいタイプ？
それだったら、今後はこっちから電話しないよー」
と言うと
「ぜーんぜん。全然平気。」
という返答だったので
「わかった。じゃー、また予定日過ぎたらでも
電話入れてみるねー」
と電話を切った。
そうは言った後だったが、急遽
土曜日の早朝、Mの家の近くの理容院にダーちんが
行く事になったので、
小一時間ばかりM家で遊んで待ってようかなーと
電話をすると留守。
”こんな早くおかしいなー？！”とは
思ったけど、あの電話の様子じゃ
まさか生んでいるとは思いもよらなかったので
ま、いいっかと思った。
日曜の晩、
夜の8時過ぎ頃電話がなった。
声の主はM・・・。
「ちょっとー。アンタ、生んじゃったべさ」
「えー！？マジで？！おめでとー！！」
「それがさ、アンタの電話で挑発されたんだか
知らないけど、金曜の夜中に先に破水しちゃってさー」
「えー！？Mも破水からだったのー？！」
「うん・・・でさ、今朝生んだんだわ」
「そっか。良かった良かった。結構頑張れるもんでしょ？」
「・・・・それがさ。ここでは今話せない。
あとでゆっくり話すわ・・」
とMは今まで聞いた事のないようなひ弱な声で
電話を切った。
早速、昨日Mの病院を訪ねて赤ちゃんとご対面。
とっても可愛いー。
この太がすごく大きく見えるー。
1年前はこんなだったのかー。
と感慨深げに浸ってる私にMは、
「いやさ・・あんなに大変だとは思わなかったわ」
と小声で話しだした。
どうやら、大コンサートを繰り広げたらしい。
小声で話すのは同部屋の人が
Mの後に生んだみたいなんだけど、
Mのせいで相当恐怖感があったのではないかと
Mは肩身の狭い思いだかららしい。
Mは
「私もさ、潔さは天下一品だと自負してたさ。
少なくともこの太のようなノミの心臓が出来た
事、私に出来ない訳ないと思ったし、
婦人科の大手術も経験してるしさー。
はっきりいってタカくくってたんだよね。
舐めてかかってた。
ヒドイもんさ。
10時まではノホホーンと入院生活を送って
いたけど、その後結構キツイ陣痛が始まってから
”殺してくれ”とまで言ったね。
なんだか私にだけ特別な事が起きてるんじゃない
かって疑う気持ちも出て来て。
とにかく、ずっと叫んでた。
そしたら、ウルサイからなのか1人で”隔離”
されたみたいなの。
しかも、看護婦もいなくなっちゃって。
ノンストレスの機械着けてるから、動けないのに
1人にされて私どうしたと思う？
壁をガンガン叩いて”1人にするなー！！”って
言ったんだよ？
パニック通り越して発狂だよ。
最初立ち会うって言ってた旦那にも
看護婦に頼んで辞めてもらったの。
こんな姿見られたら私離婚されちゃうと思った。
マジでだって。
でも、残念ながら私の声は病棟中響いてたらしい。（涙）
朝8時に生んだんだけど、多分病棟中の人を
私は叩き起こしたらしいね・・・。
看護士さんに”私みたいなの今まで居たんでしょうか？”
って聞いたら”うーん・・”って少し考えて
”でも、出産は個人差があるからね！”って
気使って言ってくれたけど、即答出来ないって事
はきっと、5本の指には入りそうだよね・・
あーあ。アンタ、こんなにしんどいって
言ってくれなかったじゃん！？」
最後は八つ当たりされた。（笑）
でもたしかになー。
あの痛さはどんなに言葉で言い表そうとしても
難しいもんなー。
しかも、だんだん薄れていってるし。
私は1週間微弱な前駆陣痛が続いてたので
逆にそっちの方がしんどくて
途中で何度も正座して（？）ポロポロ涙を流しながら
ダーちんに
「もう死にたい。お腹の子どもだけなんとか
生かしてあげてほしい。」と
懇願したこともあったなー。
だから、逆に分娩台に上がった時は
やっと今までのつらさと寝不足から
解放されると思ったら、こんな痛みやイキミなんて
絶対、何時間で終わるんだろーと
開き直れたもんな。
看護士さんの言うように
出産は個人差の十人十色。
出産秘話はどのお母さんも”聞いて！！私なんかね！！”
みたいなのを持ってるもんだよね。
しかし、赤ちゃん可愛かったー。
もう1人欲しくなったかもしれん・・・むむ。
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