そんなヲチかよ・・

2002年11月6日
今月初の”プチ家出”を決行した。

今回は前回の反省を元に携帯も持った。
(正確には一回持たずに出たが、”まてよ?”と
 思って取りに戻った。のちにこれは重要アイテム
 となることはこの時点で知る由もないが・・)

早めの出発だった。(夜7時頃)
なので今日こそは妹の家に転がり込んでやろうと
勇んで走らせていた。

ダーちんには
「まっ裸でこの太の風呂上がりを着替えさせて見な!
 着替えを用意しておいてあげてるだけ良しと
 思うんだね!!」
と、捨てぜりふも吐いた。

前回の折り返し地点の自販機を超え、
いよいよ本線国道に出ようかという時、

「パタパタパタパタ・・・・」

という怪しい音にふと、ブレーキを掛けた。

「なに?」

ドアを開けてタイヤを見ると見事にパンクしていた。(涙)

そういえば、このタイヤ先週もパンクして
調子悪いって言ってたよな・・・
なんてことを思い出したが、時すでに遅し。

私、自慢ですが(汗)
パンク修理など、したことがありません。
自動車学校では誰かがやってるのを
見てただけの授業だったし、
今までパンクだ、タイヤ交換だ、などは
父の仕事orスタンドの仕事と
甘やかされて育ったドライバーです。(情)

とりあえず、道路脇に車をなんとか
停めて今度は降りてちゃんとタイヤを見た。

”ペッチャンコ”です。
今まで見た事ないくらいに。
ホイールが地面に着いてるモノ。(涙)

とりあえず、運転席に座り、
私は考えた。

だって、スタンドは10キロ以上先しかないし、
民家もないところなのよーーー。
おまけに街灯だってないし。暗れーよ。
(田舎の馬鹿ーーー)
すれ違う車だって、何十分も経たないとないし、
私がうら若き乙女であれば、
助けてくれる素敵なナイトが
「お嬢さん、お困りですか?」なんて
車を停めてくれるかもしれないけど(何時代のドラマだ?)
オバサンだもんね。。。勝手にせぇ!!って感じかしら。

まず、思いついたのは、ダーちんを呼ぶだった。
でも、一応タンカ切って出てきた訳なので
他の手段を考える事にした。

父を呼ぶ→そういえば、今日は観楓会で温泉泊まりって言ってたな。
義弟を呼ぶ→40分もかけてお家騒動に巻き込むべきか?
スタンドに電話して来て貰う→なじみのスタンドは田舎なのですでに閉店。店には誰も居らず。

・・・・・・だめ・・・・・

結局、私には今の家族であるダーちんしか
頼れる人はいないのね。。。およよよ。

でも、携帯持って来て良かった。
だって、公衆電話もなけりゃ民家もないところだもんね。
いや、逆にその方が泣きながらでも
自分でタイヤ交換したかも。
(いや多分しない。)

_ダーちんへ電話中_

私:「私ってどこへも行けない運命なのかも。」
ダー:「どしたのさ」
私:「この町から出るなって、言ってるんだわ」
ダー:「だから、なしたのさ」
私:「・・・・パンクした。来て・・・てへ」

結局、ダーちんはこの太を連れて
30分後やって来てくれた。
私はその間、携帯でメールをして時間をつぶした。

ダーちんが到着してこの太が抱きついて来た。
・・・・かぐわしい・・・・・
私:「ね?この太、う○こしてない?」
ダー:「あ〜なんか今来る時リキんでたよ」

もちろん、ダーちんがこの太の替え用オムツを
持参するハズもなく、
私とこの太はダーちんがタイヤ交換している間、
もう1台の車のライトでダーちんの手元を照らしながら、
かぐわしく過ごした。

タイヤ交換が終わると
ダーちんが
「で?どうするの?」
と言うので、
私は出鼻をくじかれ、これは「今日のところは帰って置け」
という神の思し召しだと思い、
「帰るわ」
といい、2台で仲良く連なって帰宅した。
(ガソリン台を無意味に使っただけ)

帰宅後、この太の”う○こオムツ”を交換したのも
お風呂上がりに着替えさせたのも私だった。

これが成功してたら、全てダーちんの仕事だったのに・・・・。

こうして2度に渡って”プチ家出”を不発に
終わらせた私は、
「今度こそ、絶対に成功させてやる!!」
と心に誓い、
「やっぱり、携帯は持ちましょう」
と肝に銘じたのであった。

情けない・・・。

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