お疲れ、この太。

2002年6月17日
週末は2週間ぶりに両方の親の家へ出掛けた。
父の日だったこともあるけれど、
ほっとくと両方の親ともあまり私たちに関与しないからだ。

私たちは期待していた。
両家にとって初孫のこの太を
世間でよく聞く、
「もう!義母がもっさい服を買って来るんです〜」
とか、
「抜き打ちで孫の顔を見に来るんです〜」
とか、そういうコトがあるのではないかと・・・。

■イヤン〜、どうやってかわそう♪■

なんて色々ダーちんと想像を巡らせた新生児時代。
私たちは甘かった。

両親たちはあまりに待ちこがれた孫に(結婚7年目の上、高齢出産に片足つっこんだ状態)冷静さを身につけ、
周りの爺婆の先輩達からいろんなアドバイスを受け
接してくれている。

なので、服やおもちゃはすぐ使えなくなるからと
買わないし、
わざわざ来るコトもない。

ま、期待してたとかではなく、
そんな聞いたことのある悩みもこの太のおかげで味わっちゃうのかな?なんて思っていただけなんだけどね。
(ん〜でも、正直少しは期待したかな・・白状)

そんな訳で久々に父の日のプレゼントをぶら下げて
この太を見せに行って来た。

会わなかった2週間の間に(ダーちん爺は1ヶ月ぶり)この太は寝返りグルングルンで自由自在に床を転げ回るという技と、うつぶせで飛行機ブンブ〜ンと手を広げる技を身につけていたので、
どっちの爺婆の家でも披露させられた。

爺婆、非常に大喜び。
何度も何度も
「この太、ブンブ〜ンは?」と技の披露をせがむ。
誰に似たのか、小鼻を広げて得意気にその期待に応えて、飛行機を披露しまくるこの太。

なんだか、かわいそうな気がし始めた私。
こうやって、この太は
”初たっち”
”初あんよ”
”初しゃべり”
など、何度も何度も披露させられるのよね。

子どもは繰り返しが好きだと言うので
さながら嫌ではないのだろうか・・・。

そんなコトを思いながらも、
2日間渡り歩いた実家からの帰り、
車の中でスーピースーピー言って寝ているこの太を
■お疲れさま■
という思いで見つめる母なのであった。
そして、母もなんだか疲れました。



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