価格戦争のない町?

2002年6月13日
私の住んでいる町は人口7000人。
老人も多いし、農家や牛屋さんも多い。
私は隣の市出身者で、ダーちんも隣町出身。
縁もゆかりもないこの町に住み着いたのは
ダーちんの職場がこの町で、
職場の方針上、”この町に住んで勤める”
だったので、ここへ引っ越して来た。

当時私はここから40キロ離れた隣の市に
通勤していて、本来なら中間の町に住みたいくらい
だったが、それは許されなかった。

勤めにセッセと通っているうちは
”市”の方で買い物をして帰って来ることが
多かったが、専業主婦になってからは
週末に出掛ける以外、わざわざ何十キロもかけて
町を出ることもないと思い、
町内で買い物でもしようかと
やっと新聞折り込み広告など真剣に見るようになった。

この町にはメインのスーパー(と呼んでいいのか?)が2軒ある。
その2軒のチラシを見て私はおののいた。

■大特価!ティッシュ200W5箱458円■

そんな大特価今まで見たことなかった。
私の知る限り、大特価といえば、
250円以下だろう?
(278円でも特価くらい)

そりゃ〜定価よりは安いでしょうが、
”大”をつけるのはいかがなもんでしょうか?

これだもの、近郊の大型スーパーへ
週末になると出掛ける町民が増える訳です。
(ご近所さんに普段は逢わないがナゼか週末隣の市のスーパーで遭遇することが多々ありまする。)

でも、最近思うのだ。
たしかに、往復80キロのガソリン代をかけて
安いスーパーにティッシュを買いに行くとする。
すると、
「あら、コレも安いじゃない」
に始まって、
「コレ(今すぐ必要ないモノ)欲しい〜」
となり、
「コレ(大して居るモノでもない)可愛い〜」
と発展していき、
安い買い物だったハズが知らぬ間に
余計なものまで買って財布の中から諭吉がグッバイ
ってなコトになるのだ。

ある意味、おとなしく町内でティッシュを買えば
458円で済んだかもしれない。
そう思うと、実は
”大特価”はまんざら嘘ではないように思う今日この頃なのである。

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