恐怖体験。

2002年5月31日
昨日、夕方から実家へと出掛けた私たち。
母にこの太を預けて
妹が「ステーキを食わしてやる」と言うので
二つ返事で出掛ける。

そこは私の知ってる中でも
三つ星ステーキハウス。
滅多なコトがない限り、訪れることもないので
おごりとならば、めいっぱい食べてやるぞ!
と鼻息荒く駐車場で妹と待ち合わせ。

先に着いた私はなにげに
タクシーで乗り付けた”イカニモ”な2人組に
目が行く。

でもまぁ、こんな田舎で。。。ねぇ〜?
しれてるっしょ?!

妹たちと合流、店内に入り、
小上がり派の私たちは先客の2人組が
奥に座っていたので2座席空けて反対側奥に
座る。

「なんにする〜?」
「この前食べたけど、チーズケーキも馬鹿ウマだよ」
「食後に食べようよ〜」
など、和気藹々と注文を決めながらチラっと
2人組を見た私の目に飛び込んで来たモノは

■白いシャツから透ける絵■

きょわい〜〜〜〜〜!
多分、私以外の3人(ダーちん、妹夫婦)も
確認作業が終了していると見える。
いつもは
「どれにしよ〜迷う〜〜」とウダウダするオーダーも今日はスパっと決める我ら。

そして、本来ならたわいない会話を楽しむはずだが
弾まない。乗らない。
おも〜い空気だけが我々を襲う。
そして、決定的に私たちの小さな肝っ玉を
更に小さくするコトが起きた。

携帯からどこかへ電話する2人組。

■あ〜すいません。
 明日出所する○▼■●の迎えのモノですが。
 明日何時に迎えに行けばいいんでしょうかね。
 えぇ、本人、迎えが来ないんじゃないかと心配
 してるかもしれないんで、ちゃんと迎えに行くと
 伝えてやってください。■

ブルブルブル・・・・・。
もぉ〜目の前の200gのサーロインのレアっぷりがたまりませ〜〜〜〜んっ。

せっかくのお肉が、せっかくのおごりが、
せっかくのチーズケーキが・・・
大きく大きくカットされクチに運ばれ、
いつもより20回は咀嚼回数少な目で
胃の中に入っていきまする〜〜〜〜ぅ。

ビビリ姉妹、ホントちっこい人間です。
そして、そのパートナーもしかり。

私はずっと
「この太ごめんよ。と〜しゃんとかぁ〜しゃん、
 アンタをばあちゃんに預けてご馳走食べようなん て、たくらんだから。こんな目に遭うんだ。
 ここで抗争に巻き込まれて死んだら
 この太はこんな小さなうちから1人になっちゃう
 よ。(涙)」
と考えていました。
(飛躍しすぎだとお思いでしょうが、私の妄想は
 膨らみ加速度上げていました。)

とにかく、我々は全速力で食べ、会計を終わらせ
外へ出てやっと生きた心地を得た訳です。
そして、「ごちそうさま」とやっとの思いで
妹に礼を言い、お互い車に乗ると
ソッコウで家路を目指すのでした。
そして、車中
携帯メールであの恐怖体験を
送り合うのでした。

カタギに手を出さないというのは
本当なんでしょうか?
ホント、ちびりそうでした。

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